【相違点とその影響】 |
■サーボモータの内部制御がアナログ式(従来からの出荷分)と2007年10月頃より出荷されているデジタル式(マイコン制御)の2タイプの製品が存在します。
■以下にアナログ式(従来からの出荷分)とデジタル式の相違点を記します。なお、このデジタル式サーボモータのパソコンからの制御方法は従来の方式と変更はありませんので、弊社製品(プチロボ、プチロボX)付属の制御ソフトウェア「モーションスクリプトエディタ」での直接制御、スクリプトファイルによる自動制御も可能です。(但し、モータ自身に機能が存在しないため"FreeMode"、"全フリー"ボタン、スクリプト記述の"F"は無効となります。また、動作端保護のため、端付近ではシークバーを動かしてもある範囲以上回転しません。) |
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【アナログ式/デジタル式の見分け方】 |
●外見(1):サーボモータケース底ふた面 |
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デジタルの場合(写真右側)
サーボモータケース底(ねじ止め個所)に「白点」印あり。
アナログの場合(写真左側)
サーボモータケース底(ねじ止め個所)には印なし。 |
●外見(2):サーボモータケース内部
※ケース底(ねじ止め個所)ふたを外します |
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デジタルの場合(写真右側)
制御基板上のICチップは8ピンタイプを実装。
アナログの場合(写真左側)
制御基板上のICチップは16ピンタイプを実装。 |
●動作(1):電源の入っている制御基板にサーボモータを接続
※専用ソフトは未起動、通信コネクタが外れている状態にて確認します |
デジタルの場合
サーボモータをサーボモータコネクタ(3ピン)に差し込んでも何も起こらない。
アナログの場合
サーボモータをサーボモータコネクタ(3ピン)に差し込むと一瞬モータが回転する。 |
●動作(2):デジタル式特有の動作 |
・サーボモータが通電状態の時は制御信号の有無に関わらず常時ポジションを保持するため、アナログ式で実現できたフリーモードは機能として存在しません。
・サーボモータの動作角度の範囲が約±15°狭くなっています。(デジタル制御により動作端を検知し回転範囲を超えた信号が入っても動作端に行ききってサーボモータを破壊することのないよう安全対策が施されています。) |